Starbug1 1.6.03-win32-bin Windows用バイナリをリリースしました

Windows用バイナリをリリースしました。 https://osdn.net/projects/starbug1/releases/77367

Starbug1は、軽量、高速なバグトラッキングシステム(BTS: Bug Tarcking System)です。 C で書かれているため少ないリソースのサーバ(例えば10年前のパソコンなど)に設置した場合でも快適に動作します。

Windows版を使っていただいている方から、前回の1.6.03リリースのエントリのコメントで問合せ頂いたので、コンパイル環境を新たに構築してWindows版をリリースしました。 Windows版のコンパイルの方法を記録していなかったので今回ドタバタしてしまったので、記録しておきます。INSTALL_win32 としてgitにも入れておきました。

Windows版のコンパイル

MinGWを使用してコンパイルを行ないます。

コンパイラーのインストール

以下のサイトから、mingw-get-setup.exe をダウンロードして実行します。

MinGW – Minimalist GNU for Windows

インストール中に以下のパッケージをインストールします。

  • mingw-developer-toolkit-bin
  • mingw-base-bin
  • mingw32-gcc-g++-bin
  • msys-base-bin

依存するライブラリのインストール

cgic

http://repository.timesys.com/buildsources/l/libcgic/libcgic-205/cgic205.tar.gz

tar zxf cgic205.tar.gz
cd cgic205
make

make install は、インストール先がlinuxのパスであるため失敗するので、MinGWのlib と includeに手動でコピーする。

sqlite3

wget http://www.sqlite.org/sqlite-amalgamation-3.6.23.tar.gz
tar zxf sqlite-amalgamation-3.6.23.tar.gz
cd sqlite-3.6.23
sh configure
make
make install

Starbug1 のコンパイル

make INITIAL_LOCALE=ja_JP webappwin32

これで、今のコンパイル環境が無くなっても、再現する手間が無くなるはず。

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