Starbug1 1.6.03-win32-bin Windows用バイナリをリリースしました
2022/05/30
Windows用バイナリをリリースしました。 https://osdn.net/projects/starbug1/releases/77367
Starbug1は、軽量、高速なバグトラッキングシステム(BTS: Bug Tarcking System)です。 C で書かれているため少ないリソースのサーバ(例えば10年前のパソコンなど)に設置した場合でも快適に動作します。
- 公式サイト http://starbug1.com/
- ダウンロードは、Sourceforge.jp http://sourceforge.jp/projects/starbug1/ から
- github https://github.com/smeghead/starbug1/releases/tag/starbug1-1-6-03
Windows版を使っていただいている方から、前回の1.6.03リリースのエントリのコメントで問合せ頂いたので、コンパイル環境を新たに構築してWindows版をリリースしました。
Windows版のコンパイルの方法を記録していなかったので今回ドタバタしてしまったので、記録しておきます。INSTALL_win32
としてgitにも入れておきました。
Windows版のコンパイル
MinGWを使用してコンパイルを行ないます。
コンパイラーのインストール
以下のサイトから、mingw-get-setup.exe をダウンロードして実行します。
MinGW – Minimalist GNU for Windows
インストール中に以下のパッケージをインストールします。
- mingw-developer-toolkit-bin
- mingw-base-bin
- mingw32-gcc-g++-bin
- msys-base-bin
依存するライブラリのインストール
cgic
http://repository.timesys.com/buildsources/l/libcgic/libcgic-205/cgic205.tar.gz
tar zxf cgic205.tar.gz cd cgic205 make |
make install は、インストール先がlinuxのパスであるため失敗するので、MinGWのlib と includeに手動でコピーする。
sqlite3
wget http://www.sqlite.org/sqlite-amalgamation-3.6.23.tar.gz tar zxf sqlite-amalgamation-3.6.23.tar.gz cd sqlite-3.6.23 sh configure make make install |
Starbug1 のコンパイル
make INITIAL_LOCALE=ja_JP webappwin32 |
これで、今のコンパイル環境が無くなっても、再現する手間が無くなるはず。