Shibuya.lisp #4 を見てきました。
2009/11/08
最近は、common lisp を触ってないですが、竹内先生の「Lispのココロ」見たさに、東京まで行ってきました。
emasakaさんによる、詳細なまとめ
今回は、近山隆さんと竹内郁雄さんが目玉で、単なる昔話に終わらず、濃くて面白い話を聞けました。もちろん、ほかの方々も興味深い話を披露してくれました。発表者の皆さん、スタッフの皆さん、ありがとうございました。
本を読む 「Shibuya.lispテクニカルトーク #4」観覧
以下は、自分にとって気になった、気に入った言葉をメモしました。
1980年前後の Lisp 事情と UtiLisp
- 1975年に東大へ。(俺の生まれた年だ)
- carとcdrのアドレス配置は、cdrを先頭に配置することが多かった。(リストのn番目へのアクセスに最適化するため)
- Lispの面白いところは、von neumann型言語ということ
Lispのココロ
- LIPQ(リップク) 4次元セル
- クビール
- クシール
- Bulk
- メモリ節約のための仕組み。メモリを線形にしてDiskに書き出す。必要になったら読み込む。
- おでんシステム
- LIPX(リッペケ)
- たらい回し関数
- 他言語に対してLispの優位性を示すものは無いかを、考えて、午前中に思いついた。
- マッカーシーが紹介したのとは、最後の部分が違ってる。yを返すところをzを返すようにして紹介された。
- マッカーシー「空いてるメモリの番地が帰ってくるようなものは、関数じゃない」と怒った。
- マッカーシーは、car,cdrを撲滅しようとしたが、失敗に終わった。
- prognが無い頃は、condで代用していた。
- nilを返す関数を並べることで逐次処理をした。
- format関数などが、nilを返すのは、この名残り!!! common lispでもそうなってるのは変だ。
- nilを返す関数を並べることで逐次処理をした。
- lispは泥の玉
- lispはクリスタルボール
- どこをいじっても壊れてしまう。(笑)
- 泥に泥をつけても泥
- オブジェクト思考という泥も飲み込む。
- lispの心とは自由なり
まとめ
こうゆう集りに参加するのは、初めてでしたが、すごく内容の濃い話を沢山聞けて興味深くもあり、笑わせてもらって、幸せな気分になりました。lispやってる人って、なんとなく堅いとか厳しいとかというイメージがありましたが、全部吹き飛びました。lispは自由だー
主催者の方々ありがとうございました。