PHPのローカル変数酷使度を計測する方法を変更しました

PHPのローカル変数酷使度を計測するツールを作ってます。

ローカル変数を更新するとより酷使度が高くなるべきですが、v0.0.1までは、更新を酷使度に考慮できていませんでした。

v0.0.2 で、更新を考慮してローカル変数酷使度を算出するようになりました。

VariableHardUsage の計算方法(GitHub Copilotによる説明)

VariableHardUsage は、関数内でのローカル変数の使用頻度とスコープの広さを評価するための指標です。この指標は、変数の使用される行番号の分散と、変数が代入される頻度に基づいて計算されます。

計算手順

  1. 変数の行番号を取得:
    • 関数内で使用されるすべての変数の行番号を取得します。
  2. 行番号の平均を計算:
    • 取得した行番号の平均を計算します。これは、行番号の合計を変数の数で割ることで求めます。
  3. VariableHardUsage の計算:
    • 各変数について、行番号と平均行番号の差の絶対値を計算します。
    • 変数が代入される場合、その差に係数(デフォルトでは2)を掛けます。
    • これらの値をすべて合計することで、VariableHardUsage を求めます。

例えば、関数内に3つの変数があり、それぞれの行番号が10, 20, 30で、代入が行われる場合と行われない場合があるとします。この場合、行番号の平均は20です。

  • 変数A: 行番号10, 代入あり
  • 変数B: 行番号20, 代入なし
  • 変数C: 行番号30, 代入あり

この場合、VariableHardUsage は以下のように計算されます。

  • 変数A: |10 - 20| * 2 = 20
  • 変数B: |20 - 20| * 1 = 0
  • 変数C: |30 - 20| * 2 = 20

これらを合計すると、VariableHardUsage  20 + 0 + 20 = 40 となります。

このようにして、VariableHardUsage は変数の使用頻度とスコープの広さを評価する指標として計算されます。この指標を用いることで、関数内でのローカル変数の使用状況を定量的に評価し、コードの可読性や保守性の向上に役立てることができます。

 

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