Starbug1の方針についてのメモ。角度とか
↓のエントリでは、BTSに関わる、それぞれの立場(役割)からの望みについて考えてみました。
こんな感じかな。こうリストアップするだけでも、プロジェクト管理者、開発者、テスターという立場が違えば、欲しい情報も違うことが改めてわかる。
BTSに望むもの
とは言え、プロジェクト管理者、開発者、テスターのそれぞれに特化した見た目(管理者でログインしたら違う見え方になるとか)を提供するのは、Starbug1の考え方に反する。使うのに勉強が必要になるし、小さいプロジェクトでは、3つの役割を兼任する必要がある場合も多い。開発者でありテスターでもある人が使いにくくなるようにはしたくない。
BTSを作る側からしたら、想定される使い方を決めて、様々な固定属性(カスタマイズ不可能な属性)を追加していけば、作るのは楽になる。高度な機能を提供するために、使う側への縛りを追加していくのは好みに合わない。(まず第一に自分のプロジェクトが使う物であるので)
Starbug1としての解決策は、それぞれの立場の人が参照したい情報を、同じ画面から取得できるようにバランスを取ることを目指したいと思う。(簡単なことではないのも承知)Starbug1はニッチを目指します。
以下、各立場(役割)の望みに対して、どう対応するかを考えてみました。(あまり具体的な解決策が出せてないけど…)
プロジェクト管理者の望みに対して
- 未解決のバグが何件あるか見たい。
- 今でもトップページ右側に、状態別件数だけは表示しているが、影舞のトップページのような状態別の一覧が欲しいのかもしれない。(追記20071227:実装してみた。うちの古いパソコンだと1秒ルールが崩れる。どうしよう。)
- 放置されているバグを見たい。
- チケット一覧で、最終更新日時が何日前かわかるように見せる方法を考える。(5minits agoはやりすぎだと思いますが、最終更新日時が何日前かわかるようにする
- 担当者毎の作業状況が把握したい。
- これは、担当者というカスタマイズ項目を追加すれば、検索で絞り込むことは現状でも可能。
- 属性(原因、カテゴリなど)での統計が見たい。
- 他のBTSを調べてみる必要がありそう。
- 簡単に顧客提出用のフォーマットに変換したい。
- チケット一覧をエクセルに出力することは、そのcgiだけ、perlを使えば難しいことではない。チケット情報のエクセル出力
開発者の望みに対して
- 自分が作成した機能に対してバグが登録されていないか。
- プロジェクト管理者が居なかったり、自分で兼ねている場合は、知りたいことですが、小さいプロジェクトの場合は、全部のバグの内容を知るべきだとも思う。
- 次に対応すべき(対応して欲しいと望まれている)バグを見つけたい。
- 担当者というカスタマイズ項目を追加すれば絞り込み可能。そうでない場合でも優先度などから判断する?
- 自分が担当しているバグを見たい。
- 担当者というカスタマイズ項目を追加すれば絞り込み可能。
- 類似バグの対処方法を知りたい。
- 全体からキーワード検索する。(実装済)
テスターの望みに対して
- 自分が検出して登録したバグの現在の状態を知りたい。
- 登録者で絞り込みが可能。
- 類似バグが以前登録されているかを知りたい。
- 全体からキーワード検索する。(実装済)
- 登録しやすい方がいい。
- カスタマイズ項目を工夫してもらう?
初期データベースのテンプレート
現在は、初期データベースは、cgiに最初にアクセスした時に自動で作ってしまっているが、複数のテンプレートから選択できるようにすることは、初期導入(インストールから運用開始まで)の敷居を下げるのに必要だと思った。データベースの初期化 テンプレート選択を可能にする
既にsf.jpのタスクに追加してあるものは、リンクになってます。
上手い解決方法が浮かばないものなどは、?が付いてます。
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