On Lisp(2) Lispが難しい理由

On Lispを9章くらいまで読んだ。lispは難しい。難しいと思うところをメモ。

Hello, World.から始まらない。
他の言語の解説は常に一番小さい現実的な問題を解けるところから始まるんですが、lispはライブラリを作れるようになることから始まる気がする。On Lispが本物の初心者向けではないのは差し引いたとしても、他の文書もその傾向があるように思う。
マクロな視点とミクロな視点の両方を必要とする(ここでのマクロはdefmacroではないです。)
再帰を使った関数型プログラミングというのは、マクロな視点で問題を捉える方法のように感じますが、同時に、メモリの状態やアセンブラのことも理解していることを求められる。末尾再帰やコンスの状態についての理解は切り離せない。
On Lispを9章まで読んでも何かを作れる気がしない
これは、自分の理解力の問題と上の問題が合わさった結果と言えます。

今のところ理想の言語には思えないのですが、使えるようになりたいと思わせる不思議な言語ではあります。

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