Clojure製クリップボード履歴ツールCLCLCLのアルファ版リリースのお知らせ

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Windowsでは、一般的なクリップボード履歴ツール*1ですが、Linux用のソフトウェアは、あまり聞いたことが無かったので、作ってみました。

Windowsでは、CLCLというソフトウェアを便利に使わせてもらっているので、CLCLのクローンをClojureで作ってみることにしました。(JavaVMで動作するので、Windowsでも使えます) 名前は、CLCLのCLojureのCLoneなので、いろいろとCLが重なってることから、CLCLCLとしました。

https://sourceforge.net/projects/clclcl/

あと、sourceforge.net で公開することにしました。

環境条件

Java 1.6以上

インストール

ダウンロードしたclclcl-0.0.1-alpha.zipを解凍すると、以下のファイルが展開されます。

  • clclcl-0.0.1-alpha
    • README
    • clclcl-standalone.jar (本体)
    • clclcl (linuxなどの起動スクリプト)
    • clclcl.bat (Windows用起動バッチファイル)

使い方

インストールで展開したファイルの中の clclcl(Windowsの場合はclclcl.bat)を実行すると、システムトレイにclclclのアイコンが表示され、クリップボードの履歴の監視が始まります。履歴にアクセスするには、システムトレイのアイコンを右クリックします。履歴を選択すると、クリップボードを更新します。

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Clojureすごい、Javaすごい

  • java1.6でシステムトレイまわりも簡単に扱えるようになっていたらしく、簡単に実装できた。
  • クリップボードアクセスもjavaのおかげで超簡単。
  • Clojureからのjava呼び出しは、とっても簡潔で、javaで書くより短くかける。0.0.1-alphaのClojureのコードは、わずか125行。
  • clojure.jarを同梱したstandaloneのjarのサイズが5M越えてるのは、仕方ないか。むしろがんばったと言った方がいいかもしれない。
  • Ubuntu上で作成したjarをWindows7に持ってったら、そのまま動いた。javaすげー。
  • Java出身の友人達には、Clojureのコードはやはり、変態だったらしい。

このアルファ版は、昨日飲みながら書いたにも関わらず、1日も掛からずに掛けた。JavaとClojureの力を最大限利用できる、良い題材を見つけたのかもしれない。

今後

現在はアルファ版をリリースしただけなので、今後も改善していきます。今考えてる直近の機能改善予定は、以下です。

  • システムトレイのアイコンを右クリックした時のメニューのフォントが汚ないのを直す。
  • 履歴をファイルに保存するようにする。再起動後も履歴が保持されるようにしたい。
  • 設定をファイルに保存できるようにする。

*1:クリップボードの履歴を取得し再利用できるようにするツール

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