DeepWiki がやってきた

Project DeepWiki
Up-to-date documentation you can talk to, for every repo in the world. Think Deep Research for GitHub – powered by Devin. It’s free for open-source, no sign-up! Visit deepwiki com or just swap github → deepwiki on any repo URL: pic.twitter.com/5bHbvq98Ud — Cognition (@cognition_labs) April 25, 2025
リポジトリのURLの github
を deepwiki
に変えるとDevinがドキュメントを作ってくれるという情報が流れてきました。しかも、生成AIのチャットも付いていて、リポジトリの情報について質問ができるとのこと。
早速、自分が最近作ったリポジトリで試してみたところ、予想以上の精度でドキュメントが生成されることがわかったので、phel-langのリポジトリで試してみました。
phel-langは、Clojureライクなシンタックスの言語で、PHPにコンパイルされる言語です。コントリビューターとして参加しているのですが、PHPで書かれたコンパイラ部分は、なかなか全体像を把握できずに、貢献できていませんでした。専ら、phelのコードでの貢献でした。
突然、強力なドキュメントとDevinベースのチャットが無料で使えるようになったので、Issueを解決するプルリクエストを作ってみることにしました。
この問題について、Devinに質問してみたところ、根本的な原因と解決策を教えてくれました。
この後、自分でテストコードを追加しようとした際に、自分の勘違いにより別の箇所の修正をしたりしていましたが、自分のせいで遠回りした結果、Devinが最初に指摘した箇所が、正しい修正箇所だったということがわかりました。まいりました。
一点Devinが指摘した問題は、echo("Hi");
ではなく、echo "Hi";
とするべきという問題でしたが、調べていくと、return echo("Hi");
のように return
の後に、値を返さない言語構造(echo)が来ることがシンタックスエラーの本当の原因であることがわかりました。
このDevinから得た情報を元に対策を考えてプルリクエストを作りました。
https://t.co/CKfhIc75XM マージド 🥳
— しめじ(smeghead) (@smeghead) April 29, 2025
とは言え、結構大きいコードベースで、phel-langというメジャーではない言語のPHPのコンパイラという条件でも、修正箇所を一発で特定したことは驚きでした。Devin偉い。
DeepWikiというものは、GitHubでホスティングしているOSSにとっては、かなりのインパクトがある朗報だと感じました。
これって、いつまで無料で使えるんでしょうか?