DeepWiki がやってきた

リポジトリのURLの githubdeepwikiに変えるとDevinがドキュメントを作ってくれるという情報が流れてきました。しかも、生成AIのチャットも付いていて、リポジトリの情報について質問ができるとのこと。

早速、自分が最近作ったリポジトリで試してみたところ、予想以上の精度でドキュメントが生成されることがわかったので、phel-langのリポジトリで試してみました。

phel-langは、Clojureライクなシンタックスの言語で、PHPにコンパイルされる言語です。コントリビューターとして参加しているのですが、PHPで書かれたコンパイラ部分は、なかなか全体像を把握できずに、貢献できていませんでした。専ら、phelのコードでの貢献でした。

突然、強力なドキュメントとDevinベースのチャットが無料で使えるようになったので、Issueを解決するプルリクエストを作ってみることにしました。

php/echo does not work #729

この問題について、Devinに質問してみたところ、根本的な原因と解決策を教えてくれました。

この後、自分でテストコードを追加しようとした際に、自分の勘違いにより別の箇所の修正をしたりしていましたが、自分のせいで遠回りした結果、Devinが最初に指摘した箇所が、正しい修正箇所だったということがわかりました。まいりました。

一点Devinが指摘した問題は、echo("Hi");ではなく、echo "Hi";とするべきという問題でしたが、調べていくと、return echo("Hi");のように returnの後に、値を返さない言語構造(echo)が来ることがシンタックスエラーの本当の原因であることがわかりました。

このDevinから得た情報を元に対策を考えてプルリクエストを作りました。

とは言え、結構大きいコードベースで、phel-langというメジャーではない言語のPHPのコンパイラという条件でも、修正箇所を一発で特定したことは驚きでした。Devin偉い。

DeepWikiというものは、GitHubでホスティングしているOSSにとっては、かなりのインパクトがある朗報だと感じました。

これって、いつまで無料で使えるんでしょうか?

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