さくらインターネット(スタンダード)でのStarbug1のセットアップ

さくらインターネットスタンダードで提供されているshell環境が素晴しすぎて、インストールは非常に簡単でした。

申し込み後、ちょっとしてからメールで送られてきたサーバ情報に従いsshログインしてみました。

ログインしてすぐ、下のようなことがわかりました。

  • デフォルトshellは、csh(FreeBSDだからか)。zshも入ってたから変更すればzshも使える。
  • sqlite3は既に入ってた。/usr/local/include/sqlite3.h もある。のでStarbug1のためにsqliteのインストールを行なう必要はない。
  • cvsも使える。sf.jpからStarbug1のソースを取ってこれる。
  • vi は、vimじゃなくて「Version 1.79 (10/23/96) The CSRG, University of California, Berkeley.」(FreeBSDだからか)

インストール作業について、昨日のことですが、思い出して書いてみました。

ディレクトリ作成

% pwd
/home/smeghead
% mkdir bin lib include work src

cgicのインストール

% cd src
% wget http://www.boutell.com/cgic/cgic205.tar.gz
% tar zxf cgic205.tar.gz
% cd cgic205
% make
% cp libcgic.a ~/lib
% cp cgic.h ~/include

cgicは、Starbug1のコンパイルに必要になるだけなので、$HOME以下に手動コピーでインストールしときました。

Starbug1のソース取得

今後もコンパイルする可能性が高いので、cvsから取ってきました。

% cd ~/work
% cvs -d:pserver:anonymous@cvs.sourceforge.jp:/cvsroot/starbug1 login
Password:
ここで~/.cvspassがないという警告が出ましたが、.cvspassが作成されていれば問題ありません。
% cvs -d:pserver:anonymous@cvs.sourceforge.jp:/cvsroot/starbug1 checkout starbug1

Starbug1のコンパイル

cgicは$HOME以下にインストールしたものを参照できるようにするために、MakefileのCFLAGS, LFLAGSを以下のように変更しました。

% cd starbug1
% cat Makefile
...
CFLAGS = -I. -I/usr/local/include -I${HOME}/include -O3 -Wall
LFLAGS = -L/usr/local/lib -L${HOME}/lib -lsqlite3 -lcgic
...

準備ができたらコンパイルします。makeの代わりにgmakeを使いました。(GNU makeでないと理解してくれない拡張をMakefileで使ってしまっていることに気がつきました。汗)

% gmake
% gmake webapp
% cp -r dist/starbug1 ~/www/

.htaccessの +ExecCGIがあると500エラーになったので、コメントアウトしました。

% cd ~/www/starbug1
%cat .htaccess
ErrorDocument 500 /starbug1/error.html
#Options +ExecCGI

インストールは以上です。(データベースは、初回アクセス時に作成されるので、特に設定は必要ありません。)

ブラウザで、http://smeghead.sakura.ne.jp/starbug1/ にアクセスしてトップページが表示されました。

終わり。予想以上に簡単でした。何回か落とし穴に落ちるのを覚悟していたので。

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