Ubuntu dhcp環境でDNSローカルキャッシュを使って快適Webブラウジングする
2012/05/13
2012/05/14
ChromeでWebページを開くときに、ドメインの初回アクセス時にちょっと待つことが 気になったので、DNSをローカルに立ててみたら、結構快適になったという話です。
今までも、ローカルにbindを立ててみたことがあった気がするんですが、dhcp環境だと何かと 不便。ローカルDNSの参照先を8.8.8.8に固定しちゃうというのもありかもしれないですが、それも あまり嬉しくない。
dnsmasq
Local DNS Cache for Faster Browsing on Ubuntu System
dnsmasqというのを使うと、ローカルにDNSを立てつつ、キャッシュが無い時はDHCPサーバが指定したDNSへの問合せをしてくれるようになるってことらしいです。
やったことは以下。
dnsmasq のインストール
$ sudo apt-get install dnsmasq |
上のリンク先では、/etc/dnsmasq.conf の編集をすることになってたけど、dnsmasq.confのコメントを見たら編集する必要がなさそうだったので、編集せず。
/etc/dhcp/dhclient.conf の編集
以下の行のコメントを外す
prepend domain-name-servers 127.0.0.1; |
ここで、DHCPからIPアドレスを再リースすればいいらしいのですが、どうすればいいかわからず、Ubuntuを再起動しました。
確認
dig www.yahoo.co.jp とかを一度実行した後、再度実行したときの結果が、下のようになった。
;; Query time: 0 msec ;; SERVER: 127.0.0.1#53(127.0.0.1) ;; WHEN: Mon May 14 17:32:52 2012 ;; MSG SIZE rcvd: 61 |
0msec! さすがローカルキャッシュ。 これで様子を見てみます。